【全ては経験・前半】西尾清太郎【スタッフ紹介②】 | 2020/05/20

スタッフ紹介シリーズ第2段!

今回は「鍼灸師・西尾清太郎」について迫ります!

 

〈プロフィール〉

西尾清太郎(Nishio Seitaro)

鍼灸師7年目

鹿児島県出水市出身、28歳、水瓶座。性格は人見知りの変人。好きな食べ物は糖と脂、特に和菓子と魚。最近ハマっていることはプログラミング。小学1年で川崎病にかかり医療職へ憧れ、小学3年から始めたバドミントンで肩や肘を痛めたことで、医療とスポーツ医科学の両方を学べる九州看護福祉大学の鍼灸スポーツ学科に進学。鍼灸師や健康運動指導士の資格取得。卒業後は大学院修士課程へ進み、多職種連携などを学び、酸化ストレスや自律神経系の研究を行う。同時に非常勤実習助手やリラクゼーション業に従事、登録販売者の資格取得。2019年5月から帯山のマスト鍼灸整骨院で勤務し、昨年秋頃からマスト整骨院・鍼灸院に移ってきて現在に至る。

 

(今回は自作自演だよ!笑)

 


 

2020年5月、連休が明け、この男は金山の民家にいた。

 

「ワン!ワン!ワン!ワン!」

毎回、玄関隣の犬に吠えられる。

 

鍼灸師、西尾清太郎(28)。

 

西尾「おはようございます。失礼します。」

患者「おはようございます。わざわざ、すみませんね~。」

西尾「いえいえ。調子はいかがですか~?」

 

西尾は、昨年末から始めた訪問鍼灸を施しに患者宅へとやって来たのだ。

 

(葉加瀬太郎の情熱大陸オープニング)

 

西尾が訪問鍼灸を始めようと思った原点は、熊本地震で避難所を回った災害支援鍼灸の経験からだ。

 

西尾「んー。あの時は大学院最終学年で中間報告前でしたので、前震の時は大学にいましたし、本震の時は家で発表原稿を作っている時でした。結局、中間報告は延期になったんですけど、翌朝に喉の痛みと高熱が出て、扁桃炎で数日死んでいましたね(笑)。そのぐらいストレスだったんでしょうね…。で、回復したぐらいにちょうど恩師から行くぞと誘われました。」

 

ほぼ毎日、金峰山を越えて、県鍼灸師会の事務所へ通った。

初めて行った時は、途中にある崩れた斜面やヒビの入ったビル、目に入る全てが衝撃だった。

当時は業界団体内に災害支援マニュアルなどなく、鍼灸師会と大学が連携して、手探りの状態での活動。

避難所を回るときは鍼灸施術だけでなく、医療・介護・福祉サービスが必要な人を見つけ本部へ報告し、必要な支援に繋ぐことがミッションだった。

 

西尾「震災から1週間経った頃だったので、避難所内は疲労感が漂っているようで、運営スタッフも疲れているようでした。まだ隣同士の仕切りもなく、相当なストレスがあったと思います。だから車中泊が増えてDVTが言われ出し、要リスク者のスクリーニング、トイレなどの衛生状況確認なども行いました。避難所はそれぞれ生活空間、パーソナルエリアが出来上がっているように感じましたから入る際は結構気を使いました。その中で、高齢者や基礎疾患、身体的障害がある方たちから、硬い床で寝ているので腰や首が痛い、元々あった痛みが悪化したと訴える方が多かったのと、どうしても一般の避難所だと精神的障害がある方や生活保護を受けている方などが浮いていたので、その人たちとコミュニケーションを取るのが役割だと思ってやっていました。で、その時に、生活を支援することが、医療の原点なのかもしれないと実感できました。実際に困っていることをその場で確認できるので、身体的要因だけでなく、社会・環境要因などに目を向けることができる。その人の背景に目を向け、鍼灸だけでなく、医療や社会福祉の知識も浅く広く少しはありましたから、直接提案もできるし、次のサービスに繋ぐこともできる。鍼灸師になって良かったなと感じれたのもその時だったかもしれません。」

 

元々、西尾は心臓リハビリテーション指導士として病院で働きたいと考えていたが、この体験から将来のビジョンを大きく変更している。

 

西尾「ここ最近、運転免許の自主返納が進んでいるじゃないですか。でも返納した人たちが、今まで通りの生活を送れるかって、まだまだ整備が追いついてないと思うんです。車がない分、活動範囲は狭まるでしょうし、それで活動量も減って、痛みが出てきても今までなら施術を受けに通えていたとこを、行けなくなって困っている人って意外と多いんじゃないかと思うんです。それで、例えば畑仕事もやりたいのにやらなくなったりして、それってホントにそれでいいのかなって思うんです。その人の人生として。今までは超高齢化社会と言われてきたけど、これからは人口減少社会じゃないですか。地方は人が減って都市部に集約されていくと思うんですけど、田舎だって生活している人はいますし、そういう人たちの役に立てる仕組みが作っていきたいですね。社会構造も人口減少を見据えたシステムに変えていかないといけないと思っています。だから鍼灸師の活躍の幅を広げたいと思うんです。」

彼はいつも悲観的でありながら、問題を解決したいと思う気持ちは人一倍強い。

なぜ、こんな性格になってしまったのか。

 

《後半へ続く》


最終更新日:2020年5月21日 文責:西尾

 

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