【セブンルール・後半】上野円佳【スタッフ紹介③】
2020年05月23日
前半の続き。
〈プロフィール紹介〉
上野 円佳(Ueno Madoka)
鍼灸師9年目
荒尾市出身。29歳、乙女座。性格は冷静沈着な癒し系。好きな食べ物は、ご飯、お肉、甘いもの。最近ハマっている食べ物はおつまみ昆布。吹奏楽部でチューバを担当。北稜高校園芸科を卒業後、福岡医療専門学校にて鍼灸師免許取得。福岡の鍼灸整骨院で5年間働き、様々な施術法や美容法、リラクゼーションなどを学ぶ。2017年に帰郷し、マスト整骨院で勤め始め、2018年2月に鍼灸院を併設して現在に至る。
〈取材者〉
西尾 清太郎
産後骨盤矯正整体でお母さんとコミュニケーションを取る時はひときわ気を回す。
上野「お母さんは、ここに来るのも大変だと思うんです。ベイビーを預けて来れる人もいれば、連れてこないと来れない人がいて、連れてきても安心して施術を受けてもらえるように、ベイビーも気にしつつ、ベイビーにも会話に入ってもらいながらしています。」
産後は、子宮や傷、腰の痛み、尿トラブルなど、骨盤周囲のトラブルに見舞われる。
ましてや初めての場合、体力も回復しきらない状態での初めての育児。
お母さんが毎日不安の連続だということは容易に想像できる。
上野「お母さんはあまり時間を作れない中で来られているので、痛みが少しでも早く減るように、でもここに来てできるのは週に1回なので、自宅でできるケアをしっかり伝えて、ここと自宅で取り組んでもらえるようにしています。」
待合室にある本コーナー。
8割はマスト院長の私物の漫画だが、残り2割は彼女が選んだ本が置かれている。
高校の頃、部室の隣が図書室だったこともあり、部活前に必ず本を借りるほど読書が趣味だ。
ミステリー小説や成長小説をよく読み、ドン底からきらびやかになる物語や、人との出会いで人が変わっていく物語が好きだという。
上野「作家さんによって、人の捉え方、精神面の文章描写が違って、上手に書く作家さんの小説が魅力的です。」
これまで読んできた本に影響され、患者さんにかけている言葉の中には、小説から引用したセリフがあるんだとか。
【番外編】上野円佳のおすすめ図書コーナー
その①
「凍りのくじら」 辻村深月、講談社、2008/11/14
ドラえもんが登場する成長小説だそうです。
その②
「本日のメニューは。」 行成薫、集英社、2019/10/23
登場する料理がどれも美味しそうな短編小説だそうです。
その③
「ごはんのおとも」 たな、実業之日本社、2015/2/20
ほっこり系、癒し系の漫画で、すごく泣けるそうです。
※ 読んだ本の記録をInstagramにアップしているそうなので、探してみてください。
マスト院長の理解もあり、鍼灸院を併設することができたが、はじめは誰も鍼灸を受けてくれなかった。
上野「昔はお灸をしていたっていう、おじいちゃんやおばあちゃんはいたんですけど、若い方とかは『怖い』とか『痛そう』とか。どうしたら怖がらずにやってもらえるか、どうしたらやりたいと思ってもらえるか、始めた頃は結構悩みました。」
そんな状況から、徐々に口コミで患者さんが増えていき、今では鍼灸師3人体制となった。
目指すは『荒玉地区でNo.1の鍼灸院』。
上野「全てにおいてNo.1(笑)。患者さんの満足度も、来院数も、鍼灸の技術も、鍼灸師数も。地域の、幸福度や、平均寿命も、健康寿命も、スポーツ成績も、趣味・娯楽にかける時間数も、書籍購入数も、学力も、就業率も、女性の活躍も、障害者の雇用率も、出生数も、人口増加率も、選挙の投票率も、他にもたくさん、荒玉地区が日本でNo.1になれるように頑張ります(笑)。」
《終》
取材日:2020年5月19日 最終更新日:2020年5月23日 文責:西尾
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